ローディングUIの設計 — スケルトン・スピナー・プログレスバー
ローディング表示は「待ち時間の体感」を大きく左右します。同じ秒数でも、適切なローディングUIがあるだけでユーザーは「速い」と感じます。本ガイドでは、スケルトン・スピナー・プログレスバーの使い分けと実装のコツを解説します。
スケルトンスクリーン — 最も体感が速い
コンテンツの「枠」を先に表示して中身を待つ手法。レイアウトシフトが起きず、何が表示されるか予測できるため、体感速度が最も高い方式です。
スピナー — 短い待ち時間に
回転インジケーターは「処理中」を最小コストで伝えます。1〜3秒程度の短い待ち時間や、サイズの予測がつかない処理に向きます。
長すぎる待ち時間にスピナーだけだと「固まった?」と不安にさせるので注意。
実装デモ:Spinner、Dots Pulse
プログレスバー — 進捗が分かる処理に
進捗率が計測できる処理(アップロード・ダウンロード)には確定的プログレスバーを。進捗が読めない処理には不定(indeterminate)バーを使います。
体感速度を上げる設計のコツ
楽観的UI — 成功を前提に先に画面を更新し、失敗時だけ戻す。
最小表示時間 — ローディングが一瞬チラついて消えると逆に不快。最低 300ms 程度は表示する。
意味のある進捗 — 偽の進捗より、ステップ表示(「画像を処理中」等)の方が安心感がある。
FAQ
スケルトンとスピナー、どちらが良い?
コンテンツの形が決まっているリスト・カード・記事はスケルトンが優勢です。処理内容やサイズが不定ならスピナーが適します。
ローディングが一瞬で終わる場合は?
300ms 未満なら何も出さない方が良い場合もあります。チラつきは体感を損なうため、表示する場合は最小表示時間を設けましょう。
プログレスバーの偽進捗はあり?
完全な偽進捗は避けるべきですが、最初に素早く進み終盤でゆっくりになる「体感調整」は広く使われます。100% で必ず完了させること。
ローディング中のアクセシビリティは?
aria-busy="true" やライブリージョンで状態を伝え、スクリーンリーダー利用者にも進行が分かるようにします。関連書籍
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